「もう下請けなんてやってられるか!!。」
そう思って、個人宅のお客さんからの仕事を得ようと試みたものの、なかなか仕事が入ってこない。
運よく仕事の依頼があったとしても、足元を見られ値切られたり、材料代を払うのがやっとの仕事ばかり。
どうしていいかわからないので、とりあえず仕事がないよりはましかと歯を食いしばって引き受ける。
でも安くで工事を請負うと、会社にお金が残らない。これじゃやるだけ無駄だとなってしまう。
結局下請け仕事をするしかないのか…でも、いつ切られるかわからない不安と恐怖で夜も眠れない。
こういう負のスパイラルに入ってしまっている業者さんをよく見かけます。。
個人宅から毎月安定して継続的に仕事を得て行くことは幻想か?
何を隠そう、私自身も来月・再来月どうなるか分からないという恐怖にさらされた業者のうちの一人です。
私の名前は、西原智。
この集客支援協会の代表で、現役の造園業者でもあります。父の代から始まった造園業は創業40年以上になります。私は、職人気質で身一つで真面目に仕事をこなしていた父を誰よりも尊敬しています。
父は我々息子たちには大きく良い影響を与えてくれました。しかし、父自身にとっては辛く苦難の人生だったように思えます。それはどういう事かというと、父は根っからの職人気質だったため、いつも仕事がないことに困っていました。
かろうじてあった、下請けの仕事をするものの、支払いが先延ばしにされたり、材料代を払ってしまえば手元に残るお金はほとんどないというような状況だったそうです。
公的な機関で仕事の相談に乗ってもらおうとしても、相談員の人に「そんなん、チラシとかだしたらいいやん。自分が今までそれをしてこなかったから悪いんやん。」と門前払いにされ、『それができないから、公的な機関として相談員乗ってくれるあなたがいるんじゃないのか?』と悔しい思いもしたそうです。
反面、元請からは責任だけ押し付けられて、まるで奴隷のような扱いでした。
辛い環境を乗り越えて
当時の私は20代でフリーターでありながら、生意気ばかり言っていました。
私は、口先だけで何もできない人間であり、また行動できない人間でした。
そんな自分に嫌気がさしていました。自分探しには随分と時間がかかりました。
偉そうなことを言う割に人生で何の結果出したことのない自分。「いつまでもこんな状態を続けてたらあかん!」そう思い、自分のできる事は何か?自分の力で何か結果をだせないか?と思いました。
その時に浮かんだのが「父の造園業を自分の力で建てなおそう!」ということです。
それが、造園業に携わるようになったきっかけでした。
私は庭や外構の作り方を覚えるのと同時に、直接お客さんとやり取りできる方法はないかと模索しました。チラシの書き方やポスティングなど様々な事を試すうちに、徐々にお客さんが増えていきました。
ようやくお客さんが増え始めたとはいえ、借金があり、まだまだ安定してご飯を食べていける状態にはありませんでした。そんなことから、当時の私のお給料は、ビジネスの本を買うため代金1500円を、月に1度ほどもらう程度で十分でした。
これから、もっと伸ばして行くぞと意気込んでいた時にある事件が起きました。
それが父の死です。
父は、大腸がんで亡くなりました。何が原因だったかはわかりません。
今思えば、「お金がないという、多大なストレスから癌になったのでは?」と思えてなりません。それほど、父はストレスを抱え息を引き取っていきました。
「これからという時に、、、」私は無念の涙を流しました。
その後私は、父の債務整理のために一度造園業を去らないといけない必要性に迫られました。債務整理の為、安定して収入が得られるように、会社組織で会社員として働く必要がでたのです。父が残した造園業は兄や弟が引き継ぎ、私自身は会社員として働く事になったのです。
ステップアップ
自由を奪われるのが何よりも苦痛な私にとって、会社員になるという選択はとても辛いものがありました。
「どうせ会社員にならないといけないなら、兄や弟の造園業の役に立つ仕事に就こう!」と思いました。兄や弟の役に立つ仕事、それは造園会社に入って技術を学ぶことではありません。職人として腕を上げることでもありません。兄や弟に最も役立つ事。それは、仕事を獲得する方法を学ぶことでした。
その事から私は、様々な経営者にインターネットでの集客や営業ノウハウを教える、ある出版社に勤務する事になりました。そこで、インターネットを使った効果的な集客法や、問合せの来るホームページの作り方など、様々な事を学ばせて頂きました。また、ネットだけでなく、長期的に安定して売り上げを上げていく経営の方法や、マーケティングの手法など、事業を繁栄させるために必要な様々な事を学びました。
今では、その出版社はアメリカに進出して、ただ売り上げを上げ続けるだけではなく、日本の教育に変革を起こそうと社会的意義のある仕事にも取り組んでいます。
会社に入って様々事を学びましたが、私自身どうしても拭い去れない想いがあったのです。それは、「兄や弟たちともう一度、造園業がしたい」という思いでした。
当時の兄や弟は、自分たちの生活をしていくのがやっとの給料でした。しかし、毎日活き活きしていて、笑顔をが絶えず、とても楽しそうに仕事をしていたのです。
そんな兄弟の姿を見ていると、私もまた兄弟で造園業を一緒にやって、毎日活き活き過ごしたいと思うようになりました。
そして、会社を辞めて、再び造園業をする事を決意しました。
業界への挑戦状
ですが、私がまた造園業をするとなると、今の状態では兄や弟の給料が払えなくなってしまいます。つまり、より一層仕事を得ていく必要性が出てきたのです。
そこでどうにかしないとと行ったのが、会社で培ったインターネットを使った集客です。会社で培ったインターネットの集客法が功を奏して、インターネットから個人のお客さんの仕事の依頼がくるようになりました。
やがて、事業は安定し、自分たちがご飯を食べていくのにも安心して毎日を過ごせるようになりました。事業を行っていると思うのようになるのは、「この事業を大きくしていこう!」という事です。
しかし、そうは思うもののこれ以上人を雇い入れる余裕もなければ、予算もありません。銀行からお金を借りて借金するのはもう二度と嫌だったので、事業を広げる予算もありませんでした。また日々の工事に追われ、そんな余裕もありませんでした。
自分はいったい何のためにこの仕事をしているんだ…?そんな思いもあり、悶々とした日々をすごしていました。そうした日々を過ごしているうちに、お客さんからある事をよく耳にするようになりました。
それは、「以前、外構工事を業者に頼んだ時にえらい目に合わせれた」とか、「リフォーム工事を頼んだ時に、後で見積もりに含まれていない請求をされて、『払えないなら出るとこでましょか?』と脅された」というような声をよく耳にするようになったのです。
私達はお客さんを家族のように感じていたので、私たちのお客さんをないがしろにする悪徳業者に怒りを覚えました。
反面、私自身多くの建築業の社長さんとお会いする機会がありました。そんな建築関連の社長さんが口を揃えて言うのが「技術はあるのに、仕事がない」でした。
お会いした社長さんはみなんさん、「俺は誰よりも良い仕事をする!」と仕事に熱い思いを持っておられる方ばかりでした。にもかかわらず、仕事が安定して入ってこない事に不安を感じておられました。
この、お客さんと、経営者の話の両方をお伺いする事で、この業界がクレーム産業と言われる所以が分かってきました。それは、良い仕事がしたくてもできないでいる業者さんがたくさんいるという事でした。その理由は元請のいう事を聞かないといけないからであったり、あまりに安い金額で請け負うので工期に追われて手抜きになったりなどなど、、、
本当は、腕もあるし良い仕事をしたいと思っていてもできずにいるという業者さんが大半なのではないかと感じました。このままでは、お客さんは一向に質の良い物が手に入らない、業者も良い工事ができないという状況続いてしまいます。
そこで思ったのは、私達自身が店舗数を増やして事業を大きくしていくよりも、仕事がなくて困っている業者さんの力になる方が、お客さんにとってもこの業界にとっても良いのではないか?
こう思ったのです。
そして、紆余曲折、試行錯誤してどうすれば「お客さん・業者・私たち自身」がハッピーになれるのか?考えた結果立ち上げたのが、この集客受注支援協会です。
集客受注支援協会とは?
分かりやすくかなり凝縮して言うならば、それは「造園・外構・リフォーム業者が、個人のお客さんに価値を感じてもらい、継続的に仕事を得ていく支援をする事」です。
お客さんに価値を提供するには、業者としても経営していくだけの十分な資金的な余力を持つ必要があります。
その為には、価値を提供するために、価値に見合った料金を、お客さんからお預かりするという事がとても重要になります。
受注をしたいからと無意味にどんどん値段を下げると、工期に追われお金が残らなくなります。また職人さんや経営者もモチベーションが下がって、「どうせ無料でやってるんやし」と手抜きが発生します。するとクレームがついてクレーム対応に追われます。お客さんからしても、大金を出すのに手抜き工事なんてされたくないわけです。それでモメると多大なストレスを負う事になるわけです。
多くの場合、相見積や価格競争になるのは、何の考えもなくただただ仕事を獲得しようとするからす。「お客さんに価値を提供する事」が欠けていれば、一向に相見積や価格競争から抜け出せません。
戦略や戦術がなく、ただ料金が安いだけだと、なんとか工期を短くして次々と工事を回して行かないといけなくなります。
そうなると、工期に負われるので、「まだ完工できないのか?まだ完工できないのか?」と、職人さんのケツをついついたたいてしまいます。そうなると職人さんとの仲もギスギスしてしまいます。
また、工期に負われるがあまり、小さなミスが起きて、お客さんからはクレームばかりついてしまいます。それだけならまだしも、とにかく仕事の量をこなさいといけないので、「来るもの拒まず」と誰でもお客さんにしてしまいます。すると、ちゃんと工事をしたにも関わらず、難癖をつけてくるお客さんや、脅して何とか安くで工事をさせようという人などの対応に追われてしまう事もあります。
そんな状態をあと何年続けたいですか?
だからこそ、価値を提供するために、価値に見合った料金をお客さんからお預かりするという事です。
結果、あなたの事業にも資金的な余力が生まれるという事です。
お客さんに価値を提供することで、相見積の確率が減り、付き合いたいお客さんとだけ付き合う事ができ、「あなたを選んで本当によかった」と心から喜んで頂けます。また、あなたの仕事っぷりを高く評価して下さるお客さんばかりが集まります。
そんなお客さんの声を聴く事で、お弟子さん達もどんどんやる気がみなぎってきて、より一層腕を磨かれることでしょう。そんな業者さんが一つでも増える事で、大手の不祥事が相次ぐ昨今、「大手に依頼して手抜きされるより、多少高くても小さな業者さんにやってもらう方がよい」と思うお客さんも増えて行く事でしょう。
そうすれば、この造園・外構・住宅リフォーム業界も不振から巻き返せる可能性は十分にあります。
私がこの集客受注支援協会でお伝えする事は、
「お客さんから喜ばれる価値の提供方法と、毎月安定して仕事が入ってくる『考え方』です」。
なので、セールストークなどを駆使して、お客さんに上手いことを言って高い金額を巻き上げようとか、お客さんを煽るような事を言って必要のないものを数多く売りつけるものでもありません。あなたがもしそういった事をしたければ、どうぞ他のサイトに行って下さい。
私自身、筋の通らない事を言う方や、大声を張り上げ威嚇すればやってくれるだろう・教えてくれるだろう・もらえるだろう、というみっともない方には嫌悪感を感じます。
あなたもそう思いませんか?
ここまで読んで頂いたあなたはきっとそんな人ではないでしょうから、きっと私の言っている事よくわかると思います。なんにせよ、我々の仕事というのは、「お客さんに価値を提供する事です」その対価として料金を頂くわけです。
この「集客受注支援協会」では、「まだお客さんに伝えきれていない、あなたの価値をお客さんに伝え提供するためにどうすればよいのか?」という考えの元、書いています。
また、小難しいインターネットの知識や、難解な学者さんが書いたような論文のような戦略本ではなく、職人一筋の方でも簡単にわかるような形でお伝えする事を心掛けています。
最後に、私が「集客受注支援協会」を出す理由。
それは、父の無念を晴らすためです。父は、これから巻き返せるという兆しが見えた時に亡くなりました。
『命には使い道がある』
私の大好きな歴史上の人物、黒田官兵衛の名言です。
命が尽きてしまっては、巻き返しもなにもありません。
生きているからこそ、物事が成し遂げられる。
そんな思いから、父と同じような苦境に立たされている経営者さんの力になれれば幸いです。
PS
とはいえすぐには、安定して仕事が入って来るわけがないと思われている事でしょう。
実際私も、事業が安定するまでに2.3年かかりました。
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例え自分でホームページが作れなくても、あなたに変わって私が変わりにお客さんを集めますので。
どうぞあなたは、ご自身の得意な事に能力を集中させ、事業をどんどん成長させてください。