一人親方が仕事がないときに仕事を見付ける方法と3つのポイント

hitorioyakataこんにちは、集客受注支援協会 代表の西原智です。
昨今の不景気や、業界の情勢で仕事がないとか、減ってきてもう虫の息だと仰る、造園業や住宅リフォーム業の経営者さんをよく見かけます。

何とか、仕事を取ろうと思って、異業種交流会に行ったり、手間請けをしたり、飛び込み営業をしたり。色々試してみても、なかなか上手くいかなかったという事をよく耳にします。反面、毎日忙しく、先々まで仕事が埋まっている人も見かけます。

どうすれば、先々まで仕事の見通しがたつのでしょうか?

今回は、一人親方が仕事がないときに仕事を見付ける方法と3つのポイントについてお話します。

一人親方が仕事を得る方法

まず最初に、この業界の場合経営スタイルとして、一人親方で行くか、従業員を抱えるかで仕事を取る方法が変わってきます。

というのは、一人親方の場合、基本的に現場作業をこなしてナンボですよね。反面、従業員を抱える場合は、お客さんとの打ち合わせやプラン作成などが必要になってきます。

一人親方の場合は打合せに行って、プランを作成して、見積もりを作るという暇がなかなか取れないわけです。

そんな暇があるなら、現場に出て作業をした方がお金なるというのが本音なのではないでしょうか?

ではどうやって一人親方の場合、仕事を獲得していけばよいのでしょうか?

よく言われる、飲み屋とか異業種交流会とか、飛び込みで工務店やハウスメーカーに行って、人脈を作るなんていう方法がありますよね。

ですが、それはする必要はありません。というのは、人脈作りには時間がかかる割に、仕事につながるかどうか分からないからです。

また、何度も会いに行って世間話をして、ようやく仕事をもらえても、次にまたあるかどうかというとなかなか続かないですよね。

仕事が続かない理由は簡単で、仕事を振ってくれた元請業者も仕事がないことに困っているからです。つまり、 仕事がないところに仕事を振ってもらおうと思っても上手くいかないわけです。

ではどうすれば良いかというと、仕事があるところに仕事を振ってもらえば良いわけです。

というのは仕事がある業者さんは、「誰か仕事をやってくれないだろうか?」と考えている可能性が高いからです。なぜなら、もっと仕事(現場の数)をこなして売り上げを上げていきたいと思っているからです。

そういうのは簡単だけど、仕事をたくさん抱えている業者さんがなかなか見つからないんだよ。と思われるかもしれませんね。

そこでどうすれば良いかと言うと、インターネットを使うわけです。

インターネットを使って、あなたの地域の業者さんを検索してホームページを見るわけです。そこに、職人さんを募集している事が書かれてあるホームページがあったりします。そこに問い合わせればよいわけです。

ですが、相手が変な業者だったり、その会社自体に仕事がなかったりすると元も子もないですよね。その見分け方があります。

元請業者を見分けるポイント1
検索順位が1位~6位以内に入っているかどうか?

その見分け方とは、まず検索1位~6位以内に出ている業者かどうか?という事がまず1つ。理由は、検索結果の7位以下はエンドユーザーさんにほとんどみられていないサイトだからです。

エンドユーザーさんからホームページをよく見られている業者ほど仕事の量が多いのは当然ですよね。検索1位から6位くらいまでは、エンドユーザーさんが見る可能性が高いサイトだからです。

また、検索結果を上位表示させようと思うと、お金をかけてSEO対策というものを行わないといけないわけです。

何が言いたいかというとエンドユーザーさんを集める事にしっかり力を入れているという事です。

他にも、インターネット上に広告を出している業者さんに問い合わせてみるのもよいでしょう。これもSEO対策にお金を払っているのと同じで、広告費を出すという事はそれだけエンドユーザーさんを集める事に力を入れているからです。

元請業者を見分けるポイント2
全国展開している、もしくは地域に2店舗以上ある業者かどうか

次に大事な見分け方は、全国展開している、もしくは地域に2店舗以上ある業者かどうかです。

要するに、事業を大きくしていく意志があるかどうか?という事です。事業を大きくするには当然より一層売り上げを上げていく必要あるわけです。

そのためには、集客力がないといけません。それに売上をあげるには、工事の数をこなしていかないと行けなくなるわけです。だから、こういった業者さんとしても職人さんを欲しているわけです。

 

元請業者を見分けるポイント3
相手先が株式会社かどうか?

次に大事な事は、相手先が株式会社かどうか?という事です。これは何も、株式会社の方が信用があるからという理由ではありません。

株式会社の場合、営業マンやプランナーさん事務員の方などが常駐していますよね。

こういった会社は、マナーもある程度理解している会社が多いので、電話やお会いした時に話がしやすいわけです。それなりに応対の仕方が分かっているので、横柄な態度を取られたり、ぶっきら棒な対応をされる可能性が低いわけです。

だから小心者でも安心して問合せる事ができるでしょう。

まとめ

一人親方が仕事がないときに仕事を見付ける方法と3つのポイントをお伝えしましたがいかがだったでしょうか?当然他にも仕事を獲得する方法はいろいろある事でしょう。

今回の内容で一番お伝えしたかったことは、求めている人にアタックしましょうという事です。

交流会や、飛び込み営業に行ってもなかなか仕事にならないのは多くの場合、相手が求めていないからです。

今回の場合は、ホームページ上に協力業者募集の案内をわざわざ載せているということは、相手が求めているからなわけです。やみくもに、交流会に行ったり人脈を増やそうとするよりも、効率がよく、仕事にもつながりやすいわけです。

また、今回同業者の検索を行いましたが、卸業者の協力業者として仕事を請け負うのも一つの手ではあります。

最後に最も大事な事

最も大事な事。それは、誠実さです。当然のことながら、請け負った仕事は誠実にする。相手との取り決めも、誠実にする。対応や応対も誠実にする。そ

うする事で、相手の会社さんはあなたの事を信頼してくれます。私のような者が、いまさら言うようなことではないかもしれません。

でも、口約束で仕事を請け負って後でトラブルになったとか、見積書を出さずに工事をして請求したら「払えません」と言われたなど。トラブルになったという事をよく聞きます。

トラブルを防ぐためにも、最初に書面で取り決めをしておくことがとても大事です。

そうする事で、言った言わないという事を防ぐ事ができます。相手が誠実な場合は、口約束ではなくきちんと書面にして出してくれます。

もちろん、あなたが不誠実だと感じたら取引するのはやめましょう。仕事を振ってくれるからと言って、頭を下げる必要はないわけですから。

ちなみに、もう元請に振り回されたり頭を下げるのはごめんだという人は、仕事がないときに自分で仕事を取ってくる5つの方法をご覧ください。きっとお役にたつことでしょう。

―集客受注支援協会 代表
西原智

ABOUTこの記事をかいた人

造園・外構・住宅リフォーム、集客受注支援協会の代表。 脱下請けや、個人のお客さんから継続敵に仕事を得ていくための、集客法や受注法を教える専門家。自身も造園業をこなしており、自身でも5年で累計1億7000万円以上を売り上げた実績がある。自身での経験からくる、造園・外構・住宅業の集客法や営業法や、インターネットを使った集客を教える他、問合せのくるホームページのアドバイスや、集客代行など、造園・外構・住宅リフォーム業に関わる、集客と営業の総合的な支援を行っている。