ポスティングの効果を上げる業者の使い方5つのポイント

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こんにちは。集客受注支援協会 代表の西原智です。

今回は、住宅リフォーム・造園業者が、ポスティングの効果を上げる業者の使い方5つのポイントについてお話します。
 
ポスティングを業者に依頼してみようと考えた時に、「ちゃんと配ってくれるだろうか?」とか、「反響が出るんだろうか?」と不安になることはないでしょうか?
 
一応プロだから任せておけばいいやと思うのもむりのない事ですが、考えて出しておかないと全く反響がなかったなんて事にもなりかねません。
というのは、ポスティングの配布業者は基本的には、チラシを配る事が仕事だからです。あなたの反響がどれくらいあったかまでは基本的には責任をもてないわけです。
せめて、この地域に撒くといいですよと言うぐらいです。
 
よほどマーケティングに長けた業者で、あなたの会社の戦略まで熟知しているなら、そのアドバイスも効果的になるかもしれませんが、多くの場合そこまで深く考えてくれていません。なので、事前に自分でどこに撒けば反響があるのか?という事を考えた上で依頼する方が効果が上がる可能性が高いというわけです。
 
ですが、何をどう考えればいいのかわかりませんよね。そこで今回、効果を上げるポスティングの依頼の仕方 5つのポイントをお伝えします。

ポスティングの効果を上げる業者の使い方5つのポイント
1 チラシを見る人はだれか?を考える

あなたは数ある媒体でなぜ、ポスティングを選んだのでしょうか?
答えは色々でしょうが 、「一番やりやすいから」とか、「ネットでの集客が難しいから」とか、きっとそういった事情からではないでしょうか?
 
悪くはないのですが、ここでもう1歩踏み込んで、「チラシを見る人はどんな人か?」と考えてみて下さい。
70代の方でしょうか?50代の方でしょうか?30代の方でしょうか?
70代の方の場合ネットは使えるでしょうか?50代、30代の方はどうでしょうか?
 
例えば、70代の方を対象にする場合、多くの70代の方はネットには疎いですよね。
つまり、インターネットをそれほど活用されないという事です。
その場合、70代の方はチラシだけで問い合わせてもらうようにチラシを作る必要があるといことです。
 
では、50代の方はどうでしょうか?30代の方はどうでしょうか?
ポイントは、対象となるお客さんが、チラシを見た後にどのような行動をとるか?というところに焦点をあててチラシを作成します。
(多くの人は捨てるという行動をとりますが。ここで言う行動とは、チラシを見て「そうなんだよね~」と共感する人がその後どういう行動をとるか?という意味です)
 
つまり、対象となる人を決めましょうという事です。
そして、対象となる人が多く住んでいそうなところに配布依頼をするわけです。
 

ポスティングの効果を上げる業者の使い方5つのポイント
2 ミニコミ誌に同封する

ポスティングを依頼しようとした場合、やはり気になるのがコストですよね。
コストを押させるという意味では、単発で配布する業者よりは、ミニコミ誌と一緒に配布する業者さんを選ぶと比較的安くで配布できます。
 
ただし、ミニコミ誌と一緒に同封する場合のデメリットもあります。それは、配布日が自分で決められないという事です。ミニコミ誌の発行日に合わせて配布しないといけないわけです。その点はデメリットです。
 
しかし、メリットとして、そのミニコミ誌自体に信頼性があり、読者の方から人気があれば、ミニコミ誌と一緒に見てもらえる可能性が上がります。
 
チラシは見られるかどうかが勝負の分かれ道です。
ポスティングの効果を上げるためには、いかにして見てもらうか?を重視して出しましょう。

ポスティングの効果を上げる業者の使い方5つのポイント
3 ミニコミ誌に挟み込まないように指示する

これまでに、ミニコミ誌を使うという事をお伝えしました。ただし、単純にミニコミ誌に配布依頼をすればいいかというとそうではありません。
というのは、ミニコミ誌の配布の仕方として、基本的にはミニコミ誌にチラシを挟み込んで配布されるからです。
 
この点に関して、ですが、先ほどもお伝えしたように、ポスティングの効果を上げるのは、いかにしてチラシを見てもらえるか?です。
どういう事かというと、ミニコミ誌をみる人もいれば見ない人もいる。そして、見ない人の方が圧倒的に多いのです。
そこで、ミニコミ誌に挟み込んでいると、見てもらえる確率が下がるわけです。
つまり、ミニコミ誌の外に出して配布してもらう方が効果が上がるのです。
 
ここで注意しないといけないのは、外に出すのを無料でやってくれるところと、有料のところです。
結論から言うと、有料の方が良いです。なぜかというと、確実に外にだして配ってくれるからです。業者さんも「お金をもらったんだから、ちゃんとしないと」と責任を持って外に出して配ってくれます。
しかし、無料の場合、ちゃんと外に出してくれるかどうかはわかりません。それに、きちんと配ってくれているかどうかはなかなか確認がとれませんので。
 
なので、多少お金はかかっても、確実に外に出して配布してもらいましょう。
 

ポスティングの効果を上げる業者の使い方5つのポイント
4 配布地域をカバーしているか確認する

次に、配布地域ですが、ミニコミ誌に依頼する場合、配布できる地域というのが決まっています。
自分が配布したい地域が含まれているかどうか、必ず確認するようにしましょう。
 
たまに、配布地域がカバーできていない事がありあます。その場合は交渉してみるか、それでもだめなら業者さんを変えてみてください。
また、自社で配るというのも一つの手です。この場合は、営業マンが配るよりも事務員さんに散歩がてら気分転換にと配ってもらいましょう。
営業マンがダメな事はないのですが、ポスティングというのは配布するのにとても時間がかかります。
営業マンに丸一日のチラシ配りをさせるのは、仕事の質からしてもったいないです。
ポストに入れるのは誰でもできるので、営業マンには営業マンにしかできない仕事を優先的にしてもらいましょう。
 

ポスティングの効果を上げる5つのポイント
5 自分で地域を見て回る

最後に、業者さんに任せる場合、「こんな地域にまきませんか?」と言ってこられる事があります。
正直な話、あてになりません。というのは、冒
頭でもお伝えしたように、あなたの会社の戦略などを知っていないからです。
また、ポスティング業者さんはいろんな業種・業態のチラシを撒いています。
ドミノピザに反応するお客さんがいる地域と、外構工事を考えているお客さんがいる地域では全く違います。
 
なので、撒く前に自分の目でどの地域に撒くか検討を付けておきましょう。
ポイントは、既存のお客さんがどんなお家に住んでおられたか?坪数は?地域の雰囲気は?その住宅地ができて何年目か?などなどを目安にして、似たような地域に撒くと効果的です。
 

ポスティングの効果を上げる業者の使い方5つのポイント
まとめ

基本的な考え方として、ポスティングの効果を上げるには、、どんな所(地域)に配布するか?目に停めてもらえるか?の2点がカギを握るという事です。
 
それで反応がない場合は、根本的なチラシの作り方やオファーなどが問題です。
 
さらに、今ではインターネットの時代となりましたが、チラシに効果がなくなっているわけではありません。
インターネットを使う人もいれば、いない人もいます。
誰を対象にするかで媒体の使い方が変わってくるので、なによりもまず最初に対象となるお客さんがだれかをきめましょう。
 
 -集客受注支援協会 代表
西原智
 

ABOUTこの記事をかいた人

造園・外構・住宅リフォーム、集客受注支援協会の代表。 脱下請けや、個人のお客さんから継続敵に仕事を得ていくための、集客法や受注法を教える専門家。自身も造園業をこなしており、自身でも5年で累計1億7000万円以上を売り上げた実績がある。自身での経験からくる、造園・外構・住宅業の集客法や営業法や、インターネットを使った集客を教える他、問合せのくるホームページのアドバイスや、集客代行など、造園・外構・住宅リフォーム業に関わる、集客と営業の総合的な支援を行っている。