こんにちは。
集客受注支援協会 代表の西原智です。
今回は、「造園・植木屋で独立」する時に不安に襲われた時の対処法。
についてお話します。
あなたも、これから造園屋や植木屋として独立しようとすると
恐怖心がでてきていないでしょうか?
例えば、
ちゃんと仕事が入ってくるだろうか?とか、
家族に迷惑がかからないだろうか?
お金が入ってくるだろうか?とか
借金地獄に陥らないだろうか?などなど。
じぶんで頑張ってチラシを書いてみたけど、
本当にこんなの出して大丈夫だろうか?とか、
よい、商品・サービスを思い付いたんだけど、
本当に売れるかどうかわからないから不安になる。とか、、、
こんな事を考えたりしますよね。
今回は、そんな時に出てくる失敗に対する不安を取り去るお話をします。
ズバリ、そんな不安を拭い去るには、
「テスト」という考えを持ちましょうという事です。
テストと言っても、学校の筆記テストみたいな、
一回勝負の試験みたいなものではありません。
言い換えるなら、「実験」です。
どういう事かというと、
新しい事などにとりかかったときに不安になるのは、
「取り返しがつかない事になったらどうしよう…」
「失敗したらどうしよう」
という不安からくる事が多いわけです。
なぜそう思うかというと、
多くの場合、勝負は1回きりと、
無意識に思ってしまっている事にあるからです。
確かに、受験の場合、
浪人したくないなら、その年に受からないといけません。
また、「落ちたくない」という心理も出て来るでしょう。
そうなると、プレッシャーがかかりますよね。
ですが、
こと経営になると、
受験のようなプレシャーはないわけです。
なぜかというと、
やるもやらないも自分の裁量だからです。
やりたきゃやればいいし、
やりたくなければ、やらなくていい。
効果があるなら続ければいいし、
なければやめれば言いわけです。
しかし、
何もしなければ、
何も始まりません。
「そんな事分かっているよ!」
と言われそうですね。
そんな当たり前の事ですが、
行動にできないのは、
「失敗したらどうしよう」という恐怖心からです。
恐怖心を持つことが悪いことではありません。
なぜなら、リスクを考えて行動できるからです。
なのでそれ自体は悪いことではありません。
ただ、行動しにくいですよね。
そこで、一度 「実験」してみる。
と考えるわけです。
実験というと、
どんなニュアンスを受けますか?
おそらく、「試してみる」というニュアンスに聞こえるのではないでしょうか?
試してみると聞くと、
「やってみない事には、どうなるか分からない」
と考えられますよね。
造園屋や植木屋で独立して、
上手く行く人と行かない人との違いはここにあります。
上手く行く人と行かない人との違いはここにあります。
上手く行かない人は、
物事を1発勝負で考えてしまいます。
反面上手く行く人というのは、
試して改善。試して改善。
を繰り返すわけです。
そこに、ポジティブかネガティブかなんて関係ないわけです。
自分がマイナス思考かどうかも関係ありません。
実際にやってみて、こうなったから、
こうしたらどうだろう?
というのが実験です。
こうしたらどうだろう?
というのが実験です。
努力が大事とか、頑張らないと!!
というと確かに聞こえはいいです。
私自身、中・高は野球部でしたし、
20代はスノーボードに明け暮れました。
バリバリの体育会系なので、
自己啓発は大好物です。
ただ、
自分を鼓舞する事と、
成果を出すことは、ちょっと違ってきます。
自分を鼓舞しないといけない事って、
なんだか気が重くなって、
やろうという気にはなれないですよね。
成果を出すには、
「試して、改善。試して、改善。」
を繰り返せば成果がでる。
もしそうだったとしたら、
上手くいくように淡々とこなしていけば、
おのずと成功に近づいていくのではないでしょうか?
失敗に対する恐怖を拭い去る時に、
エジソンの話がよく使われますよね。
「エジソンは9999回失敗して1万回目に成功した」
というこれです。
これを聞くと、もっと努力しないと!!
と思う反面、「失敗」という痛みに耐えないといけない…
って感じてしまうのは私だけでしょうか?
凡人には、9999回も失敗する痛みなんて、
耐えられないですよね。
ですが、こう書き換えたらどうでしょう。
9999回の実験を行って、1万回目に成功した。
どうでしょう?
9999回実験するかどうかは別にして、
その1万回目に成功した。
いわばそれだけですよね。
9999回は現実味がないので、
9回実験して、10回目に成功した。
これなら、なんとなく行動できそうじゃないですか?
とはいえ、
「チラシを出し続ければそのうち当たる!」、
と、無責任な事を言いたいわけではありません。
数うちゃあたるは、ギャンブルですから、
そのような考えで経営していると、
いつまでも不安定な毎日を送る事になります。
大事な事は、
チラシを出す時に、
この訴求をしたらどうなるか?
このオファーを出したらどうなるか?
こういうキャッチコピーにしたらどれくらいの反応があるか?
こういった細かな改善を繰り返して、
反応が上がった方法や考え方を採用していくわけです。
それは、営業においてもそうです。
こうすればお客さんがよろこんでくれるかも、
こうすれば集客できるかも、
試して、改善を繰り返していけば、
おのずと成果はでるようになってくるわけです。
まとめると、
「造園・植木屋で独立するのは、
新しいことをするわけだから、不安になるのは仕方がない。
新しいことをするわけだから、不安になるのは仕方がない。
そんな時は、
気持ちで乗り切るのではなく、
すべて『実験する』と捉えてみる」
という事です。
そうすれば、淡々とこなせばいいだけなので、
気が重くならずに行動しやすくなるとおもいませんか?
是非、お試しください。
-集客受注支援協会 代表
西原智
西原智
PS
あ!お弟子さんが良いアイデアが閃いて、
相談された時に、「じゃあ一度試してみろ」
と「実験」という体験をさせるのは効果的ですよ。
失敗したら、怒鳴りつけるのではなく
「じゃあ、どうすればいい?」
と質問すれば、改善策を自分で考えるようになりますから。
親方も、「実験する」という経験させて成長させると考えれば、
失敗しても、イライラしなくて済みます。
是非一度お試しください。
造園・外構・住宅リフォーム、集客受注支援協会の代表。 脱下請けや、個人のお客さんから継続敵に仕事を得ていくための、集客法や受注法を教える専門家。自身も造園業をこなしており、自身でも5年で累計1億7000万円以上を売り上げた実績がある。自身での経験からくる、造園・外構・住宅業の集客法や営業法や、インターネットを使った集客を教える他、問合せのくるホームページのアドバイスや、集客代行など、造園・外構・住宅リフォーム業に関わる、集客と営業の総合的な支援を行っている。